Archive for 12月, 2012

4 12月

住宅ローン いくらまでなら借りられる?

 家を買うときに、大多数の人がお世話になるのが「住宅ローン」だろう。そして借金をするときに最も気になるのは、「自分の属性では、一体いくらまで借りられるのか」だ。

借りられる額とは、言い換えれば返済できる額のことを言う。

借り入れ限度は、通常のカードローンでは、年収の三分の一程度、住宅ローンでは返済負担率というものを使って計算する。

有名な住宅ローン「フラット35」の利用条件を見てみると、年収四百万円以下であれば、返済負担率三十%以下、四百万円以上であれば三十五%以下となっている。

返済負担率とは、自動車や教育、カードなど、各種ローンなどの借り入れがこの基準内であるかどうかというものだ。仮に五百万であると仮定すると、負担率は百七十五万円となる。この百七十五万円を一年で割ると、十四万五千円ほどだ。

つまり、これから借りようとしている住宅ローンを含む、すべての借金の月払いが、月に十四万五千円で収まるかということだ。年収三八〇万ではさらにシビアだ。年間の返済負担率は百十四万円になり、これを一年で割ると一ヶ月あたり九万五千円だ。

なお、一ヶ月あたりの負担率額と比べ、実際が天井張り付き、または張り付きそうな場合は節約するか、返済計画を見直さないと、住宅ローンを組んだときに、更なる負担で苦しむことにもなりかねない。現状焦げつきなど論外だ。

銀行はこの返済負担率をもとに、職業や年収などによる社会的な属性を総合的に見て、「貸せる額」を決める。

だが、各々の生活スタイルまで、銀行は把握をしていない。つまり、いくら借りて、毎月いくらなら返せるか、それを判断するのは、ローンを組もうとしている自分自身だ。

身の丈にあった生活スタイルと、土台のしっかりした計画の上で、住宅ローンを組まなければ、かなりの確率で、夢のマイホームには売り物件の看板が立ってしまうだろう。

先行き不透明のこのご時勢では、なおさら。