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24 2月

和室の配置

洋風な住宅が数を多くする中、和室が一室もない住宅というのも珍しいことではありません。しかし日本人なら一室は和の空間が欲しいと思うものです。以前は玄関近くに独立型の和室が設けられていました。客間として利用したり、宿泊ルームとして利用させることができるのです。しかし最近ではリビングを広めに確保し、その一角を和室にしたり、リビングの延長上に和室を設けたり、リビングと繋がった和室が主流となっています。和室をどこに配置するかは、和室をどのように利用するかで決めればいいと思います。

リビングと繋がった和室が人気となっているのは、まず客間にお通しするようなお客様が来る機会がほとんどないことがあげられます。家に来るお客様はほとんどリビングにお通しします。またリビングと隣接していることで、多目的に和室を利用でき普段使いできる空間が広がるのです。子どもが遊ぶスペースや昼寝スペース、家事を行うスペース、時には建具で仕切り個室として和室を利用することもできるのです。いろいろなシーンで活躍してくれる和室となるのです。

しかし私の友人は、独立型の和室を設けました。それは夫婦のご両親がよく泊りに来るので、そのご両親がゆっくりとくつろげる和室にしたかったからです。リビングに隣接した和室は、建具で区切ってもテレビの声や話し声が聞こえてきます。独立型の和室であればそれらの音を気にすることなくゆっくりと落ち着ける環境となるのです。和室をどのように利用するかで間取りも変わってくるだけに、まずは和室の利用法をしっかり考えましょう。